運転前のアルコールチェックはドライバー全員が実施
命を預かるドライバーとして
弊社ではお客様の大切な家畜を安全に運ぶため、かつ交通事故を防止し、社会に信頼される会社であるために、日々の安全対策に正面から取り組んでいます。
出発前に行う健康状態のチェックからアルコールチェック、タイヤ、エンジンなどの車輌点検、さらに全車にデジタルタコグラフ(運行記録計)を搭載し、運転中の速度や走行時間・走行距離などのデータを記録、急発進や急ブレーキ、スピードの出し過ぎがないかなどを確認し、安全運転意識の向上や燃料使用量の削減に役立てています。
安全輸送のために「安全衛生方針」を作成(右はGマーク認定証)
Gマーク認定事業所です
弊社では、運送事業者の交通安全対策などへの取り組みを評価する全日本トラック協会の「安全性優良事業所」(Gマーク)の申請をし、認定を受けています。
Gマークの認定には、過労防止に配慮した勤務時間、乗務時間を定めているか、休憩時間、睡眠のための時間が適正に管理されているかなど、「安全性に対する法令の遵守状況」のほか「事故や違反の状況」、「安全性に対する取組の積極性」の3テーマに、計38の評価項目が設けられています。
100点満点中80点以上の事業所が安全性優良事業所として認定されます。
これらの客観的な指標を活用しながら、安全な運行に当たっています。
会社、農場、屠場と場所ごとに徹底して消毒を行います
徹底した消毒で病気を防ぐ
生きた家畜を運搬するうえで、安全面と同時に配慮することが防疫、つまり伝染病の予防です。かつて口蹄疫で大きな被害を受けた宮崎県は、現在、畜産農家をはじめ関係者一体となり、防疫に高い意識をもって取り組んでいます。
弊社においても、車庫出庫時の車両消毒に始まり、農場に車両を入れる前の消毒、車両を出すときの消毒、屠場での消毒、帰社後の消毒と、1回の運搬において、複数回に渡る消毒を行い、獣医師の指導のもと独自に作成したマニュアルを活用し、徹底して病気の予防を行っています。
極力ストレスを与えないように豚を移動させます
生体へのストレスを抑えた輸送
弊社が運ぶ家畜は主に豚です。豚はとてもデリケートな生き物のため、場所の変化、すなわち移動は少なからずストレスを与えます。
できるだけストレスを与えないように積み込む際は、豚のペースに合わせてゆっくり移動させます。また輸送中は振動に気を配り、急発進、急ブレーキはかけないように注意しています。また積み込む際、荷台にはおがくずを敷き、できるだけ豚舎に近い環境になるように配慮しています。
日々改善をモットーに
これまで30年にわたり「安心・安全・信用・丁寧」をモットーに業務にあたってきました。併せて日々変化してゆく社会情勢や、それに応じて変化するお客さまのニーズに合わせて、設備面においても常に改善を図ってきました。
例えば運搬に使うケージは、自社で製作、組み立てまでを行っています。こうした取り組みが、業務の効率化やコスト削減につながり、お客様への安全・安心に寄与すると考えています。